強迫性障害を克服する!確実に改善する方法

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公開日: 2017年3月11日

強迫性障害という疾患があります。

「本当に大丈夫だろうか?」という不安に支配されてしまい、それを払拭するために周りから見たら異常とも思える行動を繰り返してしまう病気です。


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代表的な症状として、

・鍵がちゃんと閉まっているか不安で何十回も確認する。
・火の元栓がしっかり締まっていたか心配で何度も家に戻る。
・手の汚れが落ちているか不安で、手が真っ赤になるまで何度も洗う。

などがあります。

この病気のつらいところは、 自分でも「やりすぎだ・・・」と十分理解しているのにも関わらず、 それでも不安が勝ってしまってやめられない、というところです。

手が真っ赤になるまで手洗いを続けても雑菌を100%除去することなんてできません。バカバカしい行為だと、自分でも分かってはいます。でも、やめられない。これが、どれほど辛い事か、想像できるでしょうか?

強迫性障害は、私たち医療者の間でも手ごわい疾患という認識があります。地道にコツコツと、時間をかけて治すしかないため、患者さんも治療者も、途中で挫折してしまうことが多いのです。

でも、「手ごわい」だけで治らないわけではありません。強迫性障害は治らない疾患だと誤解している方がいますが、とんでもありません。きちんと手順を踏めば、強迫性障害は必ず克服できます。

安心してください。必ず、治す事ができます。

「強迫性障害を克服したい!」 。こう考えている方は、まずは病院を受診して頂きたいと私たちは考えています。

それは、手ごわい疾患だから自分だけで治せる確率が低いからです。

一人で治すことが不可能とは言いません。しかし、本人だけでなく、家族、医療者、精神療法、お薬など、たくさんの力を合わせた方が治せる確率はずっと高まります。

どうせ頑張るなら、成功したいじゃないですか。成功率が一番高い方法でやるべきだと思うのです。

ここでは、強迫性障害を克服するための基本的なステップを紹介させていただきます。しかし実際は、文章では伝えきれないこともたくさんありますので、ぜひ、医療機関の受診も並行して行い、確実に治療して下さい。

強迫性障害を克服したことがある人たちは、共通して「強迫性障害を改善するためには、強迫行為をやらない」ということが大切であると言っています。

強迫性障害になると、強迫観念によって、「強迫行為をやれー、やれー」と、しつこく、迫られます。そして、耐え切れなくなって、ついつい強迫行為をしてしまう。

強迫行為をすると、一時的には、まやかしの安心感が得られます。でも、すぐに、また強迫観念が現れてきて、再び、「強迫行為をやれー、やれー」と迫ってきます。

強迫観念の言いなりになって、一時的な安心感を得たいがために、強迫行為を繰り返すと、いつになっても、強迫性障害は改善されません。

強迫行為を行うことによって、強迫観念が強化されてしまうからです。

強迫観念を無理に気にしないようにするのは、やめましょう。「気にしない」と自分に言い聞かせる行為自体が、ほぼ強迫行為みたいなものです。

強迫観念が気になるのなら、気にすればいい。心に自然と浮かんだ感情を無理やり消そうとするから、心が病的になっていくんです。

気になるのなら、気にする。これで行きましょう。

※「気になるのなら、気にする」ということについて、補足説明。
強迫観念が「強迫行為やれー!」って迫ってきますが、それを無視するのではなく、気になるのなら、気にしてもいいけど、決して、強迫行為はやらないということ。

強迫観念を中断することは、言葉で書くのは簡単ですが、当の本人からすれば、ものすごい不安と恐怖に襲われます。

強迫観念はおそろしい怪物です。「強迫行為を行わない」ことが、強迫観念の弱点であることはわかっていても、それを一人で行うには、相手が悪すぎます。強迫行為を行わないと、強迫観念というモンスターは、とてつもない恐怖感・不安・苦しみを最大限に撒き散らして、大暴れします。「はやく、エサ(強迫行為)よこせー!!!」と。精神力が弱い人は、その苦痛に耐え切れず、再び、強迫行為をしてしまいます。

この恐怖感・不安・苦しみに対して、一人で闘うメリットはありません。協力してくれる人がいるのなら、素直に、協力してもらうことが大切です。家族がサポートしてくれるなら、お願いしましょう。逃げの発言に聞こえるかもしれませんが、まずは病院に行きましょう。お医者さんのサポートをうけつつ、(お医者さんの協力の下)、家族にも協力してもらうようにお願いするのが得策です。


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強迫性障害の治療方法に、認知行動療法の暴露反応妨害法というものがあります。

いきなり強迫行為を一切中断するというのは、強迫性障害にかかっている本人にとっては、耐え難いものになるので、まずは、耐えられる苦痛の段階からはじめていって、慣れてきたら、じょじょに、苦痛のレベルをあげていくという方法です。

僕が、このサイトで言っている強迫性障害の治し方も、分類的には、この暴露妨害法になると思います。

強迫性障害の一種に、「4」などの数字を不吉だと感じ、過度に恐れる縁起恐怖というものがあります。この縁起恐怖を治療する場合、↑で言っている、段階的に苦痛のレベルを上げていくという方法は、やりやすいです。たとえば、まずは、「4という数字を見る」ということから始めて、苦痛に慣れてきたら、次は「4という数字を紙に書いてみる」、「本を読んだら、4のつくページで読むのを中断してみる」など、じょじょに、レベルアップしていきやすい。

一方、(僕が考える範囲では)、じょじょに、レベルアップしにくい強迫性障害もあります)。たとえば、加害恐怖の、「やろうと思っていないのに、衝動的に人をつきとばしたり、人につばを吐きかけそうで怖い」という症状です。これ、段階的に治療しづらいです。

こういう段階的に治療しづらいタイプは、もう「覚悟を決める」しかないような気がします。

「人をつきとばした結果、その人が車に惹かれて、自分は犯罪者になり、刑務所に入ってしまう」。自分の人生は、そういう運命なんだと、覚悟を決めて受け入れるしかないかと。

でも、覚悟を決めて悲惨な運命を受け入れても、残念ながら、そんな状況にはなりませんよ。

「現実は、結局そんな状況にはならない」ということを何度も繰り返し体験することで、歪んだ思考回路が改善されていくのではないでしょうか


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