英会話の勉強法|独学で確実に英語を上達させる方法

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公開日: 2017年3月16日

よく、赤ちゃんが自然に言語を習得する流れに沿うことが正しいように言われますが、それは無理な話です。

なぜなら、現時点で、あなたはすでに“もう赤ちゃんじゃない”からです。

特に、日本人の大人はこれまで学校教育というガチガチのお勉強で頭がどうしても固まっています。


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なので、赤ちゃんの言語習得プロセスに沿うだけでは無理があります。そのプロセスに沿うと同時に、日本人の大人の脳にも最適な方法に変えたやり方を実践することです。

STEP1 意味を無視して「耳」をチューニングする英会話勉強法

まずは、独学で英会話を上達させる上で、一番大事な事が意味を完全に無視することです。英語の音をしっかりと聞くことを優先して進めます。

そうすれば、英会話の際に、これは不思議な感覚なので自分自身が一番驚くことになるのですが、確実に相手の言葉を聞き取れるようになります。

英会話を勉強しても挫折する理由

not-speaking-english(1)いきなり英会話教室に通っても上達しない

海外旅行で外国人と接したりすると、私も今度こそ英語を話したいと思って、英会話教室に通いたくなる方がいます。ですが、ここがいきなり英会話で挫折する原因です。

そもそも、赤ちゃんはいきなりアウトプットしませんよね?

最初に耳からのインプットの能力が備わってから、必ずアウトプットします。つまり、正しいインプットや英語耳ができていない状態にもかかわらず、無理やりアウトプットするわけですから、英会話教室に行っていきなりアウトプットを強要されても、思い通りに英会話ができるようになりません。

(2)受験英語の延長線上のまま、英会話の勉強もやっている

not-study-english英語の知識だけを増やすような勉強になっても、忘れるだけです。この延長線上では、結局、リスニングも英会話も文法を頭でイチイチ考えながら話してしまいますし、せっかく時間をかけて覚えた単語でさえ使えなかったはずです。

(3)流して聞いても英会話は上達しない

eikaiwa-listeningもう一つ覚えておきたいのは、ただ漠然と英語を流して聞いていても、絶対に英会話が話せるようにならないことです。

よくいきなり英会話が出来たようなフレーズを耳にしますが、そんなワンステップで言語習得が終わるわけがありません。

要は、英会話がマスターできない人達に共通することは、最初の段階で勉強法が間違っているということです。そんな状態で相手の会話を聞いても、

「ネイティブの会話が速くて聞き取れません・・・」
「何となくは音が聞こえるけど、内容がわからない・・・」
「知っている単語ばかりに囚われてしまう・・・」

など、日本語と同じような感覚で英語のコミュニケーションが取れない人がほとんどです。subject-english

だからこそ、最初に必要なのが、英語の音へのチューニング作業です。日本人の耳ほど英語を聞き取りづらい状態になっているものはありません。まずは、日本語回路を壊し、ネイティブの耳感覚へ脳に英語の音をチューニングさせてあげるのです。

まずは最初の3語のみに集中し、その以外は無視してください

音のチューニング作業として、まずやることが最初の3語のみに集中することです。英会話を上達させるためには聞くことが先決で、その「瞬発力」をつけること大切です。よく、英会話が苦手な日本人に共通することは、会話を流して聞くと、最初の部分が聞けていません。

これは既に日本語自体が、そもそも会話の後半に無意識に耳を傾けるようになっている言語だからです。reson-listen-3word

例えば、日本語だと「ご飯を食べるのか、食べないのか、食べたのか、食べなかったのか?」など、後半に重要な結果や意味合いが含まれます。一方で英語の場合は逆であって、会話の前半部分に重要な意味が含まれます。

つまり、日本人は「会話の後半に重きを置く癖」が無意識に取れていないのです。

まずは、正しい英会話力の土台を作るためには、アウトプットの前に、脳を英語回路に切り替え、正しいインプットをしなければならないのです。

最初の3語で英会話が聞き取れるようになる理由とその勉強法

最初の3語を聞き取る勉強法は、英会話の勉強だけでなく、TOEICでもビジネス英語でも、英語を勉強する全ての日本人に大切な事です。

英会話の「瞬発力」を身につけ、徐々に英文全体を理解できる力を育成します。

大切なことは意味を無視して、音だけに集中することです。

(1) なぜ、「最初の3語」が大切なのか?

その理由は、英語では最初の3語に主語と動詞が含まれるパターンが基本だからです。

次の簡単な英会話の一部を見てください。

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質問:Did you play tennis in the park?
(あなたは公園でテニスをしましたか?)

応答:Yes, I did.
(はい、しました)

この英会話文では、最初の3語は「Did you play」です。

もし、「in the park」を聞き逃したとしても、「Did you play」を聞き取れれば、「あなたがプレイしたかどうか?」について、相手の質問の意図が理解できるでしょう。主語と動詞さえがわかれば、「何について聞かれているのか?」くらいは大ざっぱにとらえることができます。

仮に、最初の3語に主語と動詞が含まれない場合でも相手が言いたいことを大ざっぱに推測できます。

質問:How many books do you have? (あなたは本を何冊持っていますか?)

最初の3語は「How many books」です。この3語が聞き取れれば、少なくとも相手が「本の個数」について尋ねていることがわかります。間違っても「Yes」「No」で答えることはなくなります。

(2) 最初の3語で効果を出すための正しい勉強法と注意点

このトレーニングを行う際に、効果を出すためには注意点が2つがあります。

1つ目は、日本語に訳さないことです。

英会話が速くて聞き取れないのは、耳が慣れないだけが原因ではありません。英語を日本語に変換して意味を理解しようとするためです。それでは英会話のスピードについていけません。

現時点ではインプットの段階なので、聞き取った英語の意味は理解する必要はありません。単なる音でとらえる以外無視することが大切です。スペルも一切気にしないことです。

それを従来の勉強法にはめ込んでしまうと、逆効果であって、本来の音が耳に体化しないのです。

ステップ1の英会話勉強法|トレーニング期間とコツ

ステップ1の英会話勉強法のトレーニング期間ですが、1日10分を2週間から1ヶ月程度行うことです。実際に私が教えている塾生もだいたい映画やニュース、英会話の聞き取りに劇的な変化が起こっています。

“ステップ1の目安期間” → 1日10分を2週間〜1か月間
これが全ての入口だとお考え下さい。今までとは全く違うやり方ですよね?これまでの義務教育の勉強法というのは、単語を覚えたり、英文法を勉強したりと、全てが試験のための勉強です。だからダメなのです。
もう、最初のステップの時点で、英会話上達のためには、それらの勉強法に対する意識をここで捨てなければなりません。

なお、ステップ1の趣旨のトレーニングについては、英語のリスニング力を驚くほど開花させる超簡単な勉強法と英語のリスニング力をあっという間に伸ばす2つのコツの記事で紹介していますのでやってみてください。(また、しっかり英会話を身につけたい人のために、無料でMYスキのネイティブ育成プログラムもご活用ください)
先ずは、最初の3語のトレーニングを徹底的にやってみましょう!必ず変化が起こります。

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STEP2 文法を勉強せずに語順感覚を身につける英会話勉強法

次に、英会話の勉強法でも、英文法の要素になりますが、英文法を勉強せずに英会話につながる勉強法をお伝えします。特に、英会話を聞く場合も話す場合も、英語の語順のまま聞き取れて話せるという回路が出来上がれば、よりネイティブの感覚に近づけるからです。

文法は絶対勉強するな!?

ここで英会話上達のためにやっていただきたいことは、文法の習得です。

ですが、文法を勉強する必要はありません。

「文法を勉強しないで、本当に英語をマスターできるの?」と思った方は、以下を少し考えてみてください。

①あなたは日本語の文法をどれほど知っていますか?
②あなたは日本語の文法を何時間勉強しましたか?
③日本語の会話で、いちいち文法を頭に浮かべますか?

専門家でない限り、ほとんどの人が日本語の文法を知らないはずです。それでも、あなたは自然に日本語をマスターしています。

この現実をどう考えますか?

ちなみに、私は英文法についてはほとんど知りません。ですが、何の問題もなく、英語でコミュニケーションを取ることができます。TOEICも一発で満点を獲得しています。つまり、あなたが言語の専門家になりたいのなら話は別ですが、ネイティブのように英会話ができるようになるだけであれば、英文法を勉強する必要はありません。

英会話上達は文法よりも「語順感覚」が不可欠

日本の英語教育では英文法を重視しています。ですから、英文法を一生懸命勉強している方が未だに多くいますが、何も「S+V+O+C」のように堅苦しく考えないで下さい。

単純に考えれば、バカな私でも英会話もマスターできるくらい簡単です。

その鍵が「違和感」を身につけることです。そのことを証明するために、次の2つの例文を見てみましょう。

① I will do my best.
② I will do best my.

日本語に訳すと「一生懸命がんばります!」になりますが、この2つの例文から何か違和感を覚えるはずです。少しでも英語を勉強した人であれば、②の「best my」の語順が違うことに気づきます。

もっと簡単な例で説明しましょう。日本語でもいつも使う英語の言葉に「Thank you(サンキュー)」があります。例えば、これを相手がひっくり返して「You Thank(ユーサン)」と言ったとしましょう。

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おそらく、もの凄い違和感があるか、何か新しい言葉なのではないかと勘違いしてしまうことでしょう。

文法で大切なのは、この「違和感」なのです。そして、文法は基本的に「語順」です。この語順感覚を身につけることが本来の英会話として、英語が話せるようになるための文法的役割です。

「過去分詞がこうだ・・・、受動態はああだ・・・」など、難しい用語を覚える必要はありません。語順を間違えた英語に触れた時に、いかに違和感を覚えるかが大切です。それが語順感覚を作る基礎となります。

英会話の語順感覚を作る並べ替えトレーニング

そこで、英会話の勉強法で次にやることが、並べ替えや穴埋めによるトレーニングです。

実は、この違和感や語順感覚を身につけることは、そんなに難しいことではありません。

具体的には、下記のとおり、簡単な並べ替え問題をたくさんやることです。(英文法|ドンドン英語の文法が身に付く2つの勉強法と覚え方の記事でも紹介)
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“ステップ2の目安期間” → 1日10分を2週間〜1か月間
1日10分でも20分でも構いません。2週間から1ヶ月程度、ゲーム感覚で「並べ替え」をしているうちに、間違った英語に触れた時の「違和感」が自然と身についてきていることに気づくはずです。

この繰り返しで、日本語回路であるSOV型(日本語の型)から、英語回路であるSVO(英語の型)の感覚に慣れることで英会話も上達します。

並べ替えで英会話の効果を出すための注意点

このトレーニングの注意点は、参考書に書かれている文法の説明を絶対に読まないことです。例えば「この節の後にはshould が来て…」などいう説明をいまいち読んでいると、今までの学習法と何ら変わらなくなってしまい、会話力は身に付きません。

あくまでもゲーム感覚で「並べ替え」をし、その答えを確認するだけの作業に終始してください。繰り返しますが、難しい用語を覚えるような考えは要りません。

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STEP3 聴覚とイメージを連動させる英会話勉強法

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次のステップは、映像化やイメージ化です。そもそも、英会話でも、英語の意味が理解できなければお話しになりません。

ですので、英語を英語のままとらえ、ネイティブの感覚で、パッと頭にその状況や光景が思い描けるようなるために必要な英会話スキルを身につけます。

そのためにも、英会話の中の多くを和訳していては、実際の会話のスピードにはついていけません。そこで必要なのが、英語を和訳(文字化)しない、聴覚と視覚の連動力(映像化・イメージ化)を作ることです。

英会話ができる人の語彙力の伸ばし方

上記の具体的な勉強法として、暗記や勉強とは違うやり方で映像も英文もまるごとフラッシュバックさせることです。一つの英文を映像と一緒にリンクさせて長期記憶に落とし込みます。

単語を覚えても英会話ができない理由

まず、単語を覚えても英会話ができない、すぐに忘れる、口から単語が出てこないような人は、そもそも、英単語を和訳(文字化)で満足して、それができれば合格だと思っているからです。

つまり、単語を覚えることに対するゴール自体が間違っています。

例として、日本語の単語で考えればわかりやすいでしょう。例えば、あなたが日本語で「疲れた」という言葉を聞いた時、脳にどんな反応が起こっていますか?

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おそらく、うつむきで頭を手で触れたり、ソファーに寝たり、肩や腰の痛みを感じたり、眠そうにしているなど人によって違いますが、いずれにしても、あなたの脳の中には疲れたイメージの「画像(動作)」が無意識に浮かんでいるはずです。

一方で、英語で「tired」と聞いた場合、どうでしょうか?

英会話初心者の方であれば、おそらく、脳には「疲れたイメージ画像」ではなく、「疲れたという日本語の文字」が出てくることが多いはずです。

ここが英語をマスターできる人、できない人の差です。英会話でも日本語の場合と同じように、イメージ化(映像化)する能力が欠かせないのです。

よくバイリンガルの人が「英語をしゃべっている時には日本語が全く出てこない」と言いますが、それは英語を描写的にとらえているからです。英語をマスターしている人は、英語を聞いている時、日本語は全く出てきません。

英会話は単語単体で勉強するな!

上記からも単なる単語の暗記や勉強は英会話習得には向かないということです。おそらく、単語は勉強するなと言うと、猛反発される方もいるでしょう。でも、考えて見てください。

あなたの周りで、中学・高校で単語帳を暗記して、英語がペラペラになった人をご存じですか?

もちろん、単語を知るだけで、全く知らないよりもコミュニケーションはとりやすいです。これは事実なので否定はしませんが、問題なのはその記憶法です。

中学校や高校で勉強して記憶した英単語をほとんどの人は覚えていません。つまり、これは従来のような勉強法で英単語を記憶しても、あまり意味がないということです。

言葉はかたまりで吸収すること

私自身、英単語を単体で頭から出すことができません。それでも、英検1級やTOEIC満点も一発で習得できています。これまでもネイティブとも会話でも「英語を単語単体では覚えていない」ということです。

そうではなく、「英文のかたまり」で習得しています。

もちろん、単純に英文を丸暗記するのは、英単語を単体で覚えるよりも難しいでしょう。しかし、少し覚え方を工夫すれば、単語を単体で覚えるよりも簡単に英語が脳に吸収されます。

英会話で使える語彙を大量に吸収する勉強法

その方法が、私自身が英語を勉強する際に実践して、実際に2万5000語以上の単語を吸収したフラッシュバック法です。

そもそも、日本語を習得するのに、日本語の単語帳は作りませんでしたよね?

何も英単語を暗記しないでも、忘れない記憶力は身に付けることができます。
日本語を習得するのに、日本語の単語帳は作りませんでしたよね?日本人にとって、単語帳などを使った英単語の覚え方が一般的になっていますが、これも言語習得の本質に反しています。

(1) 英文のかたまりを線全体で吸収

単語は”点”で、その点の集まりが”線”となります。点だけで覚えても、その単語の使い方は全く分かりません。
日本語でも、点で覚えていません。文という線の中で、新しい表現があればその状況で覚えて繰り返します。これは英語でも全く同じです。線全体で意味を覚えるようにします。


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